外壁にも内装にも使える漆喰の魅力

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家づくりコラム

無添加の家について

2021/03/23

外壁にも内装にも使える漆喰の魅力

外壁にも内装にも使える漆喰の魅力

こんにちは🏠♪

今日はひんやりしますがお天気も良く、昼間は春のあたたかさを感じられそうです。

お花見は今年も難しそうですが、来週にも満開の桜が見られそうでわくわくしますね🌸

今日は「漆喰」についてお話したいと思います。

お城の壁のように真っ白できれいな壁に憧れて、漆喰を選択する方はとても多いです。

今日みたいなお天気の日にはあのピシッとした白がとても映えて美しいですよね😊

しかし漆喰は美しく壁が仕上がる反面、気をつけなければならないこともあります。

漆喰が持つ性質を知って、素材選びの参考にしてみてくださいね。

▼目次

・漆喰とは

・漆喰のメリット

・漆喰のデメリット

・まとめ

漆喰とは

漆喰とは、水酸化カルシウム(消石灰)を主原料とした塗り壁材です。

水酸化カルシウム(消石灰)とは、石灰石を焼いて水を加えたもの。

運動場のラインなどにも使われる白色の粉末です。

この水酸化カルシウム(消石灰)に糊(のり)やスサを加えて、水で練ったものが漆喰です。

漆喰の起源は今から5千年前、エジプトのピラミッドの壁に使われたのはじめと言われています。

日本では、高松塚古墳やキトラ古墳などに漆喰が用いられていることから、1300年程前に漆喰の加工技術が渡ったと考えられています。

漆喰のメリット

漆喰と言えば見た目の美しさが一番のメリットとしてあげられますが、他にもメリットはたくさん。

そのいくつかをご紹介いたします。

時間が経っても美しい状態が続く

漆喰は時間が経ってもほとんど変化がなく、美しい状態が続きます。

漆喰の成分である消石灰が静電気を溜め込まない性質があるため、ホコリなどを付着させにくいので汚れがつきにくく白さを保つことができるのです。

そのため基本的にはメンテナンスが不要となり、長い目で見れば経済的にもお得です。

もしお子様の落書き汚れなどが気になる場合は、漆喰壁の上に薄く漆喰を上塗りすることで簡単にきれいになります。

調湿性能に優れている

漆喰は繊細な多孔質な素材(細かい穴が多数ある)であるため、優れた吸湿・放湿性があります。

室内の湿度が高いと水分を吸ってくれ、逆に湿度が低いと水分を放出します。

夏はカラッと、冬はしっとり、一年を通して空間の湿度を適度に保ちます。

その結果、結露を防止し、建物の耐久性を維持することにもつながります。

また、強アルカリ性の性質のおかげでダニやカビの発生を抑制する機能もあります。

耐火性に優れている

漆喰は非常に防火性が高く、建築基準法第2条第9号において不燃材料に認定されています。

万一の火災があった際もダイオキシンなどの有害なガスが発生することもありません。

火に強いからこそ、昔の城壁や土蔵に漆喰が使われていたんですね。

漆喰のデメリット

メリットしかないように見えても、必ずデメリットはつきものです。

素材を選ぶときにはメリットだけでなくデメリットも考慮しましょう。

漆喰には、性質上気をつけるべき点もありますので参考にしてください。

ひび割れすることがある

漆喰は季節や天候・気温などの影響を受けやすいという特徴があります。

特に外壁の場合は風など天候の影響を受けるので注意が必要です。雨などで外壁が濡れてしまった場合、急激に乾いたりすると、ひび割れが起こりやすくなります。

これは漆喰の主成分である消石灰が水分を吸収し、乾いた際に水分を放出しその際に収縮することでひび割れを起こしてしまうのです。

地震などの強い揺れでもひび割れることがあります。

汚れると目立ってしまう

漆喰は真っ白な仕上がりになるため、汚れが目立ちやすいというデメリットがあります。

水分を吸う性質のため、コーヒーなどの色の濃い水分汚れがついてしまった場合はしみ込んでしまう前に素早く拭き取るなどの注意が必要です。

小さなシミ程度であれば、消しゴムで消すことができます。

また、紙ヤスリやカッターなどで削ってしまっても問題ありません。

外壁の場合、汚れを含んだ雨が吹き付けたり、排気ガスなども付着したりと、汚れやすい環境にさらされます。

外壁を漆喰にする場合は、軒を深く作ることと、建物の周囲は適度に間隔を開けて替えの通りを確保するなどの対策をすることで汚れを防ぐことができます。

コストと手間がかかる

漆喰は、手間とお金がかかります。

塗って押さえて乾かすという作業が必要であるため、仕上がるまでに手間と時間がかかります。

面積が大きければ大きいほど作業工程が多く、職人による左官技術を要します。

そのため、クロスを貼るだけの作業よりも、材料費だけでなく施工費も高くなる傾向があります。

家を建てる際、費用をできる限り抑えたい方は、あらかじめ予算を決めた上で検討する必要があります。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

「漆喰」はいつの時代でもお家、そして暮らす人々にとって必要な壁材として活躍してきました。

その理由はやはり、見た目の美しさだけでなく、漆喰そのものが持つ高い機能性でしょう。

しかしメリットにはデメリットもつきもの。

しっかりとその性質を見極めたうえでご検討くださいね。

無添加の家では、身体に良くないものを一切加えないオリジナル漆喰を使用しています。

また、漆喰の持つデメリットに対しても独自の製法で対策を取っており、安心安全で、劣化の心配もありません。

オリジナル漆喰に興味を持たれた方は、是非無添加の家までお問い合わせ下さい♪

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