廊下のない間取りが増えている!?
こんにちは🏠♪
8月がスタートしましたね♪
毎日出勤するのは変わらないのに、何だか夏休み気分でウキウキしてしまいますね!(^^)
さて今日は、間取りについてのお話です。
最近のおうちは「廊下」スペースが少ないことをご存知でしょうか?
昔のお家は廊下で部屋と部屋が繋がっているというのが普通でした。
しかし、近年間取りの傾向として、廊下をなくしたいと希望する方が増えています。
廊下の少ない間取りは、どんなメリット・デメリットがあるのか、実例を見ながら詳しくお伝えします!
▼目次
・まとめ
廊下のない間取りとは?
『部屋を広くするために廊下を作らない』という考え方。
廊下を通ることはないので部屋と部屋との動線が短くなります。
リビング階段を取り入れることで、階段ホールや廊下などのスペースを取る必要がありません。
また、骨組みだけの「スケルトン階段」にすると、リビング内に階段があっても圧迫感のない印象になります。
2階に上がるときは必ずリビングを通ることになるので、家族のコミュニケーションも自然と増えることが期待されます。
施工事例: 桐ヶ丘の家
廊下のない家のメリットとは?
部屋としてのスペースが増える
とにかくお部屋を広く使いたい方、家族でくつろぐ場所を広く取りたい方にオススメです。
お部屋が広すぎると感じる場合は、後からパーティションでスペースを区切るなど自分なりのアレンジができます。
移動が楽になる
部屋と部屋をダイレクトに行き来できるので、動線を短くすることができます。
キッチンで洗い物をしながら洗濯を回したり、お風呂を掃除したりと、「ながら作業」が楽になります。
廊下分のコストが削減できる
廊下をなくすことで、廊下分の建築コストを削減することができます。
しかし、多くの場合は廊下をそのまま削るのではなく、そのスペースを生活空間として別の使い方にしていくと思います。
その浮いた費用で別のこだわりたい場所に費用を回すことができます。
施工事例: 緒川の家
廊下のない家のデメリット
冷暖房効率が下がる
お部屋が広くなればなるほど冷暖房機器のサイズも大きくなりますので、その分電気代が上がる傾向があります。
電気代の見直しの検討が必要になるかもしれません。
音やにおい、湿気が気になる
トイレの場所によっては音やにおいの問題がありますので、できる限り「くつろぎスペース」から離して計画する必要があります。
間取りを考えるときにこのような制限が生まれる可能性があります。
リビングからトイレが丸見えというのはちょっと嫌ですよね…
動線が交錯する場合がある
玄関とリビングの距離が短いと、誰かがリビングから出入りする度に外からリビング内が丸見えになってしまうなんてことも。
パーテーションなどで目隠しをしたり、くつろぎスペースと玄関との距離や位置を考えなくてはなりません。
施工事例: 大高の家
まとめ
廊下のない家は、スペースを有効活用でき部屋の移動を短縮できるメリットがあります。
一方で間取りに制限が生まれることや、ゆとりが感じられないというデメリットもあります。
お家をいざ建てるとなると、シューズクローク、ウォークインクローゼット、畳コーナー、パントリーなどなど…
最近の家は部屋数がとにかく多くなってしまいがちです。
これだけの部屋数を家に押し込もうとすると、玄関や廊下などを小さくせざるを得ないのが現実。
廊下の有無を迷ったら、今回ご紹介したメリット・デメリットを把握した上で後悔がないように検討してみて下さいね。
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