住宅と湿度の関係性について
こんにちは🏠♪
夏休みに入られたご家庭も多いですよね!
夏の思い出、たくさん作りたいですね!!
さて、今日は湿度についてのお話です。
時期を問わず日本の住宅には湿気がつきものです。
その湿気と住宅の関係は意外と深く、湿気がさまざまなものに影響することもあるのです。
低すぎても高すぎてもダメな湿度。
快適な湿度とは?快適な湿度を保つためにはどうしたらいいか?
今日は、住宅と湿度の関係性についてお話したいと思います。
▼ 目次
快適な湿度とは?
室内の快適な湿度は、およそ40~60%といわれています。
特に、夏は60%前後、冬は50%前後が理想的とされています。
40%以下になると目や肌、のどの乾燥を感じるだけでなく、インフルエンザウイルスが活動しやすくなります。
反対に60%以上になると、アレルギーなどを引き起こす可能性のある、ダニやカビが発生するようになります。
また、結露を引き起こし、お家の大事な床や壁が傷んでしまう恐れも出てきます。
快適な湿度を保って暮らすということは、実は難しいんです!
寒い時期に気をつけるべきこと
乾燥しがちな冬から春にかけては、適度な湿度を保つことで風邪や肌の乾燥からくる荒れ、ドライアイなどを防ぐことができます。
とはいえ、先に示した通り過度な加湿は、カビやダニの発生につながるので注意しましょう。
暑い時期に気をつけるべきこと
適温環境では体感しにくい湿度ですが、高温になると感じやすくなります。
夏場、とくに蒸し暑さを感じるのはそのためです。
過度な除湿は余計な電気エネルギーを使います。また、肌の乾燥や夏風邪の原因にもなりえます。
むやみに湿度を取り除くのではなく、40~60%の快適湿度帯を意識して上手に除湿しましょう。
湿度を快適に保つ、調湿作用のある材料
家の中では、日常的に水蒸気が発生します。
そういった家の中で発生した水蒸気をコントロールするには、調湿性能の高い建築材料を使用するのが効果的です。
豊和建設でも使っている、調湿作用のある材料をご紹介します。
・無垢の木材
調湿作用のある代表的な材料が、無垢の木材です。
床や壁紙、天井に使う他、建具や家具にも使用できます。
空気中の水分を吸収したり、吐き出したりすることで、室内の湿度を調整してくれます。その分、木材自体が収縮し、季節によって床にすき間が出ることもあります。少しずつ変化する姿は、自然の材料の特性でもあります。
施工事例: 武豊の家
・漆喰
石灰岩を主成分とする壁の材料が、漆喰です。
微細な穴がたくさんある素材を固めているので、漆喰にも優れた調湿作用があります。
湿度の高い夏は湿気を吸収し、乾燥した冬には湿気を放出します。この作用によって、結露を抑える効果が期待できます。
施工事例: 阿久比の家
・炭化コルク
炭化コルクは、豊和建設では壁の中に入れる断熱材として使用している材料です。
コルクの粒を型に入れ、高温と圧力を加えて生産。コルク自身のヤニで固まっているので、接着剤などを含まない自然の材料です。
炭化によってコルクの気泡部分が開いて、調湿作用を持つようになります。断熱材に由来する結露は、建物の構造を腐食させるなど見えないところで劣化の原因となるため、調湿作用のある材料なら安心感がありますね。
家づくりコラム より
まとめ
快適に暮らすためだけでなく、建物を長持ちさせるためにも、湿度のコントロールはとても大切です。
本当に室内の湿度を快適な状態に保つならば、エアコンや加湿器よりも、まずは家の性能を上げることがポイントです。
快適な湿度の環境の中で、家族みんなが年中健康で暮らせるようなお家づくりをしていきましょう!
無添加住宅、自然素材の家づくりのことなら無添加の家(豊和建設株式会社)までお気軽にご相談ください。