意外と知らない!?押さえておきたい建築&住宅用語【準備編】
こんにちは🏠♪
いよいよ4月も終わりますね!
昨日は夏のような暑さで半袖で過ごせてしまいました^^
GWももう間近ですが皆さま予定の方は立てられましたか?
さて今回は、建築&住宅用語についてのお話です。
住宅雑誌を読んでいると「あれ、これってどういう意味?」という用語が出てきたことはありませんか?
また業者との打ち合わせ中に「聞いたことはあるけど、はっきりわかっていない…」という言葉が出てきて困惑することも…。
今日は、そんなときに知っておくと役に立つ住宅&建築用語をご紹介していきます。
今回は第1弾!【準備編】です♪
【目次】
・知っておくと便利な建築&住宅用語
・地鎮祭(じちんさい)・上棟式(じょうとうしき)
・在来工法・ツーバイフォー工法
・寸(すん)・尺(しゃく)・間(けん)
・坪・平米(㎡)
・敷地面積・建築面積・延床(のべゆか)面積
・まとめ
知っておくと便利な建築&住宅用語
家づくりやリフォームの計画を進めていると、知らない言葉がたくさん出てきますよね。
そんなとき、「ま、いっか!」と聞き流していませんか?
たしかに、建築・住宅の専門用語はたくさんあり、難しい言葉が多いのも事実。
とはいえ、ある程度理解しておいた方が情報収集や打ち合わせの際にも役に立つのです。
そこで、「なんとなく知っているけど説明できない…」「よく耳にするのに意味がわからない」など、
意外と知らない、今さら聞けない専門用語をピックアップ!
今回は、土地探しやプランニングの際などに知っていると便利な【準備編】です。
地鎮祭(じちんさい)・上棟式(じょうとうしき)
「地鎮祭」
土地を購入して着工する前に、その土地の神様に土地を利用させていただく許可を得るため祝い鎮める儀式のことで、工事の安全と家の繁栄を祈願します。
必ず行うべき儀式ではないので、行うかどうかは施主次第。
多くの施主が行っていますが、最近は省略する人も増えてきているようです。
費用は主に神主への謝礼(初穂料)で、神社によって異なりますが2~5万円が相場。
「上棟式」
建物の構造である梁や柱が組み上がった(上棟)時点で行う儀式のこと。
上棟を無事に終えられたことに感謝するとともに、最後まで工事の安全を祈願します。
こちらも執り行うかどうかは施主次第です。
在来工法・ツーバイフォー工法
建物の工法については、難しくてとっつきにくいイメージがあるかもしれませんが、
代表的なものだけでも理解しておけば、打ち合わせの際にイメージしやすくなります。
「在来工法」
「木造軸組工法」とも呼ばれ、日本の伝統的な工法を改良・発展させてきた建築方法。
柱や梁によって建物を支える構造が特徴で、比較的自由度が高いのがメリットです。
「ツーバイフォー工法」
「木造枠組壁工法」とも言い、北米で発達・普及した工法。
文字通り、四方の壁4枚に天井と床をあわせた6枚の“壁”で建物を支えるため、高い耐震性が特徴です。
規格化された建材を使用するので在来工法に比べて工期は短く済みますが、自由度は低くなります。
寸(すん)・尺(しゃく)・間(けん)
これらは、メートル法が入ってくる前に日本で古くから使われてきた「尺貫法(しゃっかんほう)」における長さの単位です。
一般的に今はメートル法で統一されていますが、建築業界ではまだ「尺貫法」が使われているため
、プランニングの段階や建築現場でも耳にすることが多々あるかもしれません。
・「1寸」=約3.03cm
・「1尺」=約30.0cm(10寸)
・「1間」=約181.8cm(6尺)
となります。
また、1間×1間は「1坪(約3.31坪)」に該当します。
坪・平米(㎡)
広さを表す単位で、耳にしたことはあっても、実際にどれくらいの広さなのかわからないという人も多いのでは?
「坪」は日本古来の単位で、敷地面積や床面積などを表すときによく使われます。
また「平米(㎡)」は「平方メートル」のことで、国際的に使用されているメートル法に基づいた表記。
1辺の長さが1mの正方形の面積を指します。
「1坪」=約3.31㎡、「1㎡」=約0.3坪と覚えておくとよいでしょう。
敷地面積・建築面積・延床(のべゆか)面積
土地や家の広さを表す面積にはいくつか種類があるので、違いを知っておきたいですね。
「敷地面積」
文字のごとく、家が建っている、あるいはこれから建てる土地の面積のことです。
「建築面積」
建物を真上から見たときの面積を指します。
一般的には1階の総面積となりますが、2階のほうが広い場合は2階の面積が建築面積に該当します。
※敷地面積に対する建築面積の割合を「建ぺい率」と呼び、その土地に建てられる建物の建築面積は、この建ぺい率によって制限されています。
「延床面積」
建物の各階の床面積の合計のこと。
バルコニーや吹き抜け、ロフトなどは延床面積に含まれません。
※敷地面積に対する延床面積の割合を「容積率」と呼び、建築面積と同様、その土地に建てられる建物の延床面積が定められています。
まとめ
今回は数ある建築・住宅用語の中でも、【準備編】としていくつかご紹介しました。
これらの用語を理解しておけば、情報収集や土地探しの際に役立ったり、打ち合わせでも担当者との会話がスムーズにいったりと、きっと便利なはず!
これからも少しずつご紹介していくので、ぜひ参考にしてみてくださいね♪