「外構」と「エクステリア」は、どう違う?
こんにちは🏠♪
初夏の気持ちのいい季節、爽やかな青空に癒されます。
さて、住宅を建てる際には、お庭や駐車場など屋外の計画も大切ですね。そんな時よく使う言葉が「外構」や「エクステリア」です。似たような言葉ですが、それぞれ違うものを指して使うことも。言葉の意味を知っておくと、屋外計画もイメージしやすくなるかもしれません。
そこで今回は、外構とは何か?エクステリアとはなにか?といった疑問にお答えしていきます。
▼目次
・ 外構とは?
・ まとめ
外構とは?
外構とは、建物の外にある構造物のことを指します。
お家の周りにあるものをイメージしてみてください。門・車庫・アプローチ・塀・垣根などのさまざまな要素を指しています。
施工事例: 桐ケ丘villageB
外構の種類について
外構には大きく分けて3種類にタイプに分類されます。
施工事例: 碧南の家
クローズド外構
クローズド外構は、塀や石垣を用いて敷地内と外を分ける外構です。
ここからが敷地ですよ、とはっきり区別するため、プライバシーを確保しやすいのが特徴。外部から侵入しにくいため、防犯にも役立つ外構です。
オープン外構
オープン外構とは、敷地境の境界線に塀などの構造物を設けない外構です。敷地内の様子がわかる程度の植栽や、芝生など地面の仕上げの違いで区別するような、ゆるやかな境界線の作り方が特徴です。
セミクローズド外構
セミクローズド外構は、クローズド外構とオープン外構を組み合わせた外構のことです。
例えば、高さの低い塀や門扉を設置して、プライバシーを保ちつつ視覚的な開放感を演出したケースや、敷地の入り口は門扉のないオープン外構にして、裏側の庭は高い塀で囲んでプライバシーを確保するクローズ外構にするケースなどがあります。
目的やイメージに合わせて使い分けられるため、最近増えている手法でもあります。
エクステリアとは?
エクステリアとは、外構、外壁、お庭、屋外の工作物など、建物の外にある「空間や環境」を指す言葉です。
室内の装飾を意味するインテリアと対応する言葉というと、イメージしやすいかもしれません。家の外側にある空間そのものが、エクステリアということになります。
エクステリアを考える上で大切なのは、敷地内をどう使いたいかということです。芝生にして子供達が遊べるようにしたい、家庭菜園を楽しめる畑が欲しい、車を3台は停めたいなど、使い方を具体的にイメージすると、必要な外構もはっきりしてきます。
施工事例: 阿久比の家
外構とエクステリアの違いとは?
お伝えしてきたように、外構は、門や塀、カーポートなど外に設置する構造物のことを指しています。それに対して、エクステリアは家の外側にある空間や環境全体を言います。
エクステリアは、さまざまな外構によって構成されているということですね。つまり、よく聞く「外構工事」とは、イメージするエクステリアに合う外構を選び設置する工事、ということになりますね。
施工事例: 桐ヶ丘の家
まとめ
今回は、外構とエクステリアの違いについてご紹介しました。
エクステリアは防犯やプライバシーを守るなど「外構」の機能性に、全体とのバランスや空間をデザインする装飾の効果があります。
住まいの中だけでなく、屋外空間もイメージ通りの仕上がりになるよう、じっくり計画していきましょう。
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