新築するなら、知っておきたい「台風対策」

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家づくりコラム

2022/11/28

新築するなら、知っておきたい「台風対策」

新築するなら、知っておきたい「台風対策」

こんにちは🏠♪
今年もあと1ヶ月で終わりだなんて、信じられませんね〜!
あっという間に、1年が過ぎます。

さて今日は、台風対策についてお届けします。

気候変動の影響か、台風の発生は少しずつ増えていると言われ、毎年各地で被害が出ています。住まいの台風被害を最小限にするには、「台風対策」をしっかりやっておくことが大切です。
そこでこの記事では、今住んでいる家でもできる台風対策のほか、これから家を建てる方に知っておいていただきたい、「新築時にできる台風対策」についてもまとめています!

▼目次

代表的な住宅の台風被害

すぐできる台風対策

家を建てる時にできる、台風対策

まとめ

代表的な住宅の台風被害

台風による住宅の被害は、主に次の3つがあげられます。

効果的な対策を立てるために、どんな被害が予想されるのかも知っておきましょう。

施工事例: 武豊の家

飛来物による破損

住宅の被害で多いのは、強い風に飛ばされたものが建物にぶつかり破損してしまう被害です。強い風で屋根瓦が落ちたり、看板が落下したりするほか、庭やベランダの植木鉢や物干し竿が飛ばされることもあります。また、飛ばされたものが窓ガラスを直撃して割れる被害もよく起きています。

落下したものや割れたガラスで怪我をする、吹き込んだ雨で家の中にいられないという事態になると、本当に大変です。

雨漏り

台風被害で次に多いのが、雨漏りです。

雨が長時間降り続けたり、短い時間で大量の雨が降ったりすることで、屋根、天井、壁の隙間から雨水が入ってきてしまいます。

建物に問題がなかったのに、強い風で雨樋や屋根の端が壊れて、そこから雨水が入ってきてしまうこともあります。

家の中に雨が入ってくることも困りますが、雨漏りの怖いところは二次被害です。

壁の内部にカビが生えたり、大切な構造材が腐ったりすると、室内環境や建物の寿命に悪影響が出ます。

浸水

川や海の近くに家がある場合や、周囲より低いところに建っている場合は、浸水被害のリスクもあります。

汚水や泥が混じった水は不衛生で水が引いた後はすぐに対処しないと、臭いや腐食の原因になります。

すぐできる台風対策

台風が上陸しそうな時は、こまめに天気予報をチェックしてできるだけ対策しておきたいですよね。ここでは、すぐできる対策をお伝えします。

施工事例: 東海市の家

風で飛びそうなものを片付ける

家の敷地にある植木鉢や物干し竿が飛んできて、自分の家にぶつかる可能性もあります。

動かせるものはできるだけ、固定したり室内に入れたりして片付けましょう。

浸水に備えて土嚢を準備する

浸水が予想されるエリアなら、建物の床下や床上に水が入らないように土嚢を用意しましょう。基礎の点検口や玄関先など、低いところに集めておくことで浸水が防げるケースもあります。

定期的なメンテナンス

雨樋に落ち葉やゴミが詰まっていたり、シャッターが錆びて動かなくなっていたりすると、いざという時に対策できない可能性もあります。

定期的に保守メンテナンスをして、災害の時に困らないようにしておきたいですね。

家を建てる時にできる、台風対策

これから家を建てる方は、台風を含めた災害対策を意識した家づくりも大切です。

施工事例: 緒川の家

安全性の高い土地選び

ハザードマップを参考に土地選びをする大切さは、今はほとんどの方がご存知ですよね。

台風のルートを予想することはできませんが、浸水や土砂災害のリスクがある場所を避けることはできます。

防災性能の高いガラスを採用

窓ガラス自体にも、防災性能の高いものがあります。強い風でも割れにくい「耐風圧性」の高いものや、風に吹き付けられた雨が入りにくい「水密性」のあるものです。

意匠的にシャッターをつけたくない窓などに、採用するのがおすすめです。

基礎を高くする

浸水リスクがあるとわかっていても、生活利便性が高い、親族から受け継いだなどの理由でその敷地を選ぶこともありますよね。

そのようなケースでは、基礎を高くすることで浸水リスクに備えることができます。

コストはかかりますが、床下浸水を防ぐのには有効な方法です。

まとめ

台風の接近や上陸は、年々増えており、全てを避けるのは難しいかもしれません。

しかし、どのような被害が起きやすいのか知り、効果のある対策をしておけば、被害を最小限にすることができます。

台風の増えるこれからの季節、大切な住まいに安心して住み続けられるようしっかり対策しておきたいですね!

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